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口述講演

【見逃し配信】各種シミュレーションによる集光型太陽電池の動作確認

太田 靖之 先生
宮崎大学

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有限要素法による伝熱解析、光学シミュレーションおよび等価回路を用いた
回路シミュレーションを組み合わせた集光型太陽電池の動作解析について紹介する。
集光型太陽電池とは、太陽光を集光する光学系と発電を行う太陽電池素子により構成される。
したがって、光学シミュレーションによる光学系の解析、回路シミュレーションによる発電電力解析、
有限要素法による光学系により集光される強い光(熱エネルギー)の伝熱解析がそれぞれ必要になる。

光学シミュ―レーションでは、光学モデルを光学シミュレータで設計し、太陽電池に集光される光を光線追跡により解析した。
解析した光分布から三次元等価回路モデルによる
回路シミュレーションにより、光分布を考慮した太陽電池発電動作を解析した。
光線追跡と回路シミュレーションを統合することにより、
太陽光の入射から太陽電池の出力まで総合的な解析と最適化が可能となる。
集光型太陽電池は、光学系で太陽光を集光するため、太陽電池素子に大きな熱エネルギーが流入する。
屋外測定結果をもとにした伝熱解析より太陽電池素子での熱分布および動作温度削減方法について解析した。


また、講演では、太陽光発電の現状やこれからの課題、宮崎大学の再生可能エネルギーへの取り組み等についても紹介する。


【講師紹介】

宮崎大学 キャリアマネジメント推進機構 テニュアトラック推進室 テニュアトラック助教 太田 靖之 先生

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